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平成26年2月住職法話

ここ数日はテレビでソチオリンピックの番組に夢中です。

雪国の御苦労の多い人々にとって冬季オリンピックは人々の生活の勇気と誇りとなるものと思いました。子どもという人生の最初の楽しみは体を動かすことの楽しさに夢中になることだと思います。

そしてその楽しさは人々に驚きや勇気、喜びなどを呼びさますものがあります。その生活の中にある子供たちが雪上のスポーツを楽しみ、世界に挑戦しようとする力強い希望、夢は雪国の人々にとって勇気と誇りを生み出すものと思います。

オリンピックはその晴れ舞台です。

仏教が人生を捉えたのは人々がこの世を旅立って浄土に至るまでの中陰にあります。中陰の四十九日の間に七度生まれ変わって七人の大王の前に至ります。大王の視点を通してその人の生前の姿が表されます。事実はいろいろな視点から表され、この世に影響を与えるものでありこの世を形づくるものです。人生はその人の事実のつながりといえます。無による空の存在とは合理性、事実とその視点の存在であると思います。七人の大王の視点からその人の人生が表されます。

千二百年前の平安建都における天台、真言に対して四百余年前の帝都復興における浄土との違いは、法然上人はすでに亡くなっており法然上人を開山とする寺院はなく浄土宗総大本山による御忌によってその開祖を表しています。

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