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平成24年7月住職法話

お盆(盂蘭盆・うらぼん)について(岩波佛教辞典引用)

盂蘭盆経に説くところでは、目連(もくれん)救母説話に由来し、ともかく祖霊を死後の苦悩世界より救済する「盂蘭盆会え」の仏事を生み、中国から日本に伝来して広く庶民に親しまれている。先祖供養に欠かせない仏事となっている。

盂蘭盆会は「盆会」「魂祭たままつり」ともいう。7月15日に精霊しょうりょう棚を作り、先祖の霊を招いて僧に読経してもらう。

その際、僧にごちそう接待して功徳を積み、先祖に回向する。年一度の盆会に先祖が少しでも長逗留してほしいとの気持ちから、期日は拡大され、多くは七月十三日より十六日までとする。

農村部では農作業の関係から月遅れの八月十五日、または旧暦で行うことが多い。盂蘭盆会は中国では五三八年、日本では六〇六年(推古十四)に行われた記録が古い。

なお、日本での盂蘭盆会盛行は、この前後を正月に対応する祖霊来訪の時期とした民族信仰との習合によるものともされている。

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