各位ようこそ盆施餓鬼法要にご参列くださいました。
本年初盆を迎える親族の方々が施主となり、善想寺盆施餓鬼を勤めました。
正面、回向壇には善想寺檀信徒各位がお守りすべき先祖、有縁の各諸精霊位の位牌と英霊、戦災死者並びに天災地変殉難横死者の位牌、二つの位牌を中央にまつり供養いたしました。この二つのお位牌は功徳を通して私達とつながっています。
人間と人間の間に生じる功徳は一人一人の独自性(差別化)であり、その独自性は共通性によって人間と人間の間(距離)に生じるものであります。「空と無」
また生命活動としての自然と生命は場所において存在と流れとして表裏の距離を持った視点から捉え、言葉や数字などによって表現されます。「合理性と八正道」
合理性の位置付けは共通性にあります。
人間の心はこれらをよりどころとしています。
私たちは仏前法要を通して最高の功徳を積みそれを回向することによって私達と霊位の間には功徳が生じます。
霊位への回向は過去の事ではなく共通性という現在を表すものです。盆施餓鬼法要、彼岸法要は共通性という現在を表すものです。
ただ今から、善想寺法類である光縁寺上人に法話を頂きます。
本日はようこそご参列をくださいました。
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