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法話

永代供養による納骨 墓地の分譲 京都 善想寺

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善想寺住職からのお話

年末年始にはお墓参りの方が多く七日正月を経て、一月十五日の小正月まで続きます。

お墓参りの人は花(樒=しきみ)と経木塔婆を買って、お墓に供えます。その折、寺は浄土宗のカレンダーと暦をお渡しします。

墓参の方はご本尊や石仏、地蔵尊のお姿に手を合わされていかれます。この期間、堂内参拝できます。

善想寺墓地入り口には、800年以上前に造立された石仏、阿弥陀如来がまつられています。

元弘、建武の京都の戦(1331~4年)で後院(天皇退位後の邸宅)の御殿が廃墟となるまでのおよそ150年間、この石仏は後院の邸宅内にまつられ、平安期の浄土信仰の盛行を偲ぶことが出来ます。

戦の被災を避けるため土中に移し、その後年月を経てこの地が善想寺境内となって出土されました。墓地も含めたこの地は800年にわたり浄土信仰の場所であると思います。

この17日には法類の光縁寺副住職さんの結婚式でした。式の導師をさせていただき大変光栄でした。仏前結婚式のことを次回お話します。

合掌

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