
人間は動物が自然から得た本能という生き方以外に文化という生き方を得なければならない。文化は事実に対する定まった視点であり、その視点は定められるための各種の条件などが付けられていく。そしてその視点は時空を超えて生じることになる。
往生要集により個体の死に始まり自分はどの世界に行くのかという一人一人の問題となった。一人一人の独自性と共通性という双方関係の距離によって文化はある。存在(合理性)と流れ(八正道)という双方関係には表裏の距離がある。したがって本能と文化は共に進化する。
即ち量(合理性)は視点(八正道)によって変容する。空は差別化によって事実を表わすが空はその共通性において無である。「差別化と共通性」、「空と無」は対応し共に双方関係にある。
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