私たちは毎日の生活において多様な事柄にその時間を費やしていきます。
衣食住に費やす時間に始まり、個人的にまたは社会的に費やす時間は多様な願いを形にした文化によって支えられています。
一人一人の一日はこの多様な文化と向き合うことであり人間はこれを代々続けてきました。
この永い時間は人間として見ると祖先であり、文化として見ると伝統となります。
祖先が共通性と進化であるように、伝統は時代を超えた文化の共通性と人間が積む功徳(願い)の所産であり進化であると思います。
個人としての私たちは共通性により支えられ、個人個人の独自性により進化すると思います。
私たちの世界は阿弥陀如来の願を通して仏教に通じています。
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