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平成26年9月住職法話

母

今月は私の母の事を書かしていただきます。母が9月3日午前に88歳で亡くなりました。

生前多くの方々が母を存じていて下さり、お尋ね頂きましたがこの何年かは挨拶もできない体調でおりました。寺の中の離れの住まいでのんびりと過ごしておりました。

この数カ月のあいだに体調が大変に衰えてしまい食事もとれないほどでした。介護4の認定で皆さんや医師にも大変お世話いただきました。最後の時も私の話にうなずいておりましたがその20数分後息を引き取っていました。

母は20歳の時に前住職の妻として善想寺に参りました。

前住職の妻として34年また現住職の母として34年の68年間、善想寺を支えてくれました。

私の一番最初の母の思い出は母の背中に負われて「おおさかや」という野菜などを売っているお店での出来事です。

母におんぶされていた感触とその時のにぎわいが心に今も残っています。その後64歳になるまで「お母さん」と呼んでいられたのは幸せでした。

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