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永代供養による納骨 墓地の分譲 京都 善想寺

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平成27年4月 住職法話「墓地内の供養塔について」

墓地の西側には初代住職を除く歴代住職等の僧侶をまつる墓碑があります。その左となりに供養塔があります。

供養塔の正面には「墓地内一切之霊位」とありその右に「各家先祖代々之霊」、左に「供養塔内納骨之霊」とあります。善想寺墓地内遺骨の一切の霊位をまつり手を合わせる対象がこの供養塔です。

供養塔は平成十七年三月に建立されました。それまでは墓地内の一切の霊位に対して手を合わせる塔はありませんでした。これまでの長い年月の間に整理されていく墓碑の遺骨としての御土をまつる石碑があり、この石碑の遺骨の霊位と墓地内にある各家墓碑の霊位を合わせたものが供養塔です。

これまでに善想寺墓地にまつられた霊位の一切に手を合わせることができます。それは各位の先祖に手を合わせる塔でもあります。また遺骨の納骨所としての役目もあります。後継者がいなくなったらどうなるだろうか、分家は後継者がいないからどこへまつるか、など長いあいだ檀家各位の相談を受けてきましたが、この供養塔の建立により檀家各位に安心してもらうことができました。

以上の経緯から判るように供養塔は善想寺が永代まつり続けていく塔であります。

また平成十九年から善想寺檀信徒以外に宗派を越えてこの供養塔に納骨できるようにしました。善想寺檀信徒に安心してもらえたこの供養塔に限って納骨をしてもらおうと思います。

それは善想寺檀信徒が長い間どうしたらいいか悩んできたことが現代の多くの人々の問題であるからです。供養塔左側に書かれた「供養塔内納骨之霊」がそれを表しています。

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